こんばんは。
暖を求めて、湯たんぽの購入を真剣に検討しているY子です。
はぎはらさんにもプレッシャーをかけられたので、
たまには、出版トリビア的なネタをば。
ご存じの方はご存じかと思いますが、
ちょっと古い本の奥付を見ると、
こんな表記があったりしますよね。
そう、ここの四角いところです
↓ ↓
何かを廃止したのは分かる・・・けど、
なんでわざわざ四角いワクを作ってあるんだろう??
と、Y子は子どもの頃密かに思っていたりしました。
この「検印」というのは、
偽版の防止策として著作者が
発行の承認と、部数の確認のために押す印のことです。
この検印の数に基づいて著作者にギャランティーが支払われました。
さらに、発行部数によるギャランティーを“印税”というのも、
この“検印”からきているわけです。
これが実際の検印です
↓ ↓
ハンコはこれを使うと決めた1つしか使えなかったそうで、
これを何千も押すのは、さぞ大変だっただろうなあ・・・
今見ると、出版社ごとの検印紙もアートな感じで楽しいですね。
検印は、日本独自の慣例でしたが、
昭和40年頃からは省略されるようになり、
その断り書きとして、奥付に「検印廃止」「検印省略」などといれるようになったわけです。
私が謎に思っていたワクも、検印が貼られていた名残だと思えば、なるほど、と。
今は「検印廃止」「検印省略」の文言さえもめったに見られなくなりましたが、
こうして、書棚にある古い本の奥付を見比べるだけで、
日本の書誌の歴史の一端が見えるというのも
なかなか面白いですね〜

